7/10荷上げ
2010/7/10 祝瓶山荘 桑住平 アカハナ分岐 水場(前大玉山側)
岳人長井の飯沢さんがこの日祝瓶山~アカハナ分岐間の道狩りに入るとの事、来週はアカハナ分岐~前大玉山間の道狩りだそうで私も僅かながら荷上げのお手伝いをする事とした。
4時目覚まし時計に叩き起こされ、眠い目をこすりながらとりあえずごはんをかき込んだ。
急いで家を出発、途中のコンビニでおにぎりを買いこみ祝瓶山荘まで車を走らせる事1時間、現地に着くと前日の電話での打ち合わせ通り2Lのペットボトルと4,5Lの携行缶が用意されてあった。この日の天気は予報では曇り時々晴れのはず、家を出る頃降っていた雨も上がり予報は当たるもんだなと思っていたら山荘前では大雨。「あてになんねぇーぜ!」ボヤキながら準備を進める。待っても雨は止みそうもなく5時30分山荘前を出発。飯沢さんは4時ごろにはここを出発してる筈だ。
先ずは吊り橋を渡り、桑住平の分岐まで割と平坦な林道歩きが続く。その時間約30分、そこから約10分も歩くとやや広い沢を越え上りとなるがここで休憩。おにぎりを頬張り水で流し込む。雨の中での食事は味気ない。それでもタバコが欲しくなり濡れた中でタバコを出したらタバコが雨で濡れ、マッチも濡れてしまった。仕方なく吸えずじまい。イライラするとよくない事が起こる。タバコの事ばかり考えてたせいでそこにデジカメを忘れていってしまった。戻ろうかとも思ったが後で回収すればいいと足を進める。飯豊名物の梶川、丸森ほどではないが、ここも結構な急登だ。数箇所補助ロープや鎖が設置してある。アカハナの分岐手前で飯沢さんに追いつき、分岐で二人座り込んで今日の日程等を話しこんだ。それともうひとつ大事な事。それはライターを借りて楽しみにしていたニコチン注入。待っていただけあってその美味しい事。
飯沢さんは今日2時頃までを目処にアカハナ分岐から祝瓶山側の草刈をするらしい。私は来週予定のアカハナ分岐から前大玉山側に混合油をデポする事とした。場所は水場の道標の根元に置くことを確認し、それぞれ左右に分かれた。分岐から水場までは約15分だ。天気がよければ北大玉か平岩まで足を伸ばそうと思い、その分のオニギリも持ってきたがカッパの中は雨でなのか汗でなのか判らないがグチャグチャ。相変わらず天気も悪く、周りは何も見えない。さ~帰ろ!と帰り道に着く。少々物足りなくもう少し歩きたかったが、グチャグチャで帰りたくもあった。途中カメラを回収し山荘前まで来ると雨は上がっていた。それでも祝瓶山はすっぽり雲の中、きっとまだ上は雨が降っているだろう。飯沢さんご苦労様です。
さて私は車で家路に。夜には飯沢さんと一杯やる約束をしている。寝て体を備えよう。
写 真
ここの吊り橋板を外しているところを見た事がない |
朝早いうち森の中はうっそうとしたシダの密林 |
桑住平の分岐。左へ行くと祝瓶を直登するコース |
ここは間違いやすい。左へ行くのが正解。 標識があるにはあるが壊れていて目に入らない |
壊れた標識はこの通り |
山から下りてくると雨も上がりかけていた |
吊り橋の上から |
上るときには気づかなかったがアジサイが 道わきのそちらこちらに咲いていた |