今夜も酒を飲みながら ふらり ふらりと千鳥足  明日はどこの山行こうか

2/13町民登山百石山

町民登山(百石山)&試作品(補助かんじき)報告

今年も伊佐領に多くの人(約80人)が集結した。ここの小・中学校は来年廃校になるというのに、謎の集団のこの大賑わいに地区の人々もびっくりした事だろう。もしかしたら集落の人数より多かったりして?さすがにそれはないか!

さてこの町民登山で補助かんじきの試運転のモニターを考えていた。どんな風になるのかワクワクしていた。たいていの場合失敗する前にワクワクするそうだ。その通りだったが結果は「まあ後で」と言う事で(笑 )

集合時間9時から開会式。konchangの司会で町民登山の幕開け。続いて高橋会長の挨拶、伊佐領地区代表の挨拶と続き、LFDの補助かんじき試作の経緯(ネットで盛り上がった件)と自分で試作して来たかんじきの説明(いやそれがカッコいいの作ってきたんだよね)、次に私が作った補助かんじきの説明をするや否やみなさんから失笑の声が、いや楽しそうな笑い声が!中には「履く前に壊れっちゃうじゃないの?」あのアクセントは会員の関さんとかなり似ていた。と言う事は○○県の人だな!ウンウン。

式典終了後、しゅっぱーつ。今回のモニターは村上Yamadaさんの奥様にお願いした。装着を簡単にしようと今回はコードの結束バンドを使ってみたが、みんながじろじろ見てるもんで緊張して上手くいかずにかなり手間取った。さあ歩き始め。あれあれ補助かんじきが左右に振れてとても歩きづらそう。私こう言いました「スキーみたいに上に持ち上げず引きずるように~」そしたら今度は前が引っかかってドテ。あれあれイメージと違うぞ。昨日までのイメージは「ほーこれは良いね!」と絶賛のはずなのに。200mも歩いて頂いたろうか、私は恥ずかしそうにこう叫んだ「もう結構です。すみませんでした」。つまりはそういう事。使い物にならないどころか邪魔!その一言に尽きた。後の懇親会で話になったがやはり かんじきはかんじき、スノーシューはスノーシュー、アイゼンはアイゼン、それぞれの役割があって一緒にはできない。そういえばLTQの書き込みでも以前そんなこと言われたような。また一つバーボンTakeda大人になりました。ハイ!

話は再び町民登山の方に。出発して間もなく急登に入った。今年のコースは学校の裏からの直登コース。雪山ならではの選択だ。結構雪もあり先頭は大変そうだ。下から見てても解る。というか下はとてもが付くほど楽だ。「スピード遅いぞ~!」とか言いながらニコニコしている。でも先頭のラッセル好きな人いるんだよね。雪の中を掻き分け進む苦しみを味わうのが好きな変態クライマーが。いやいや感謝してますよ。私はその後登るのが好きなだけでして。途中から陽が差してきて木々に積もった粉雪がキラキラ光って見える。時折枝からの雪が零れ落ちるとそれはもう関東一円の人たちから見れば「きゃーきれい」って事になるだろう。都会の人は田舎に憧れ、田舎の人は都会に憧れる。でも決して住処を変えようとは思わない。無いものねだりの単なる憧れということ。でもあの景色は田舎暮らしの私でも美しく見えるんだからよっぽど綺麗に感じたんだろうな。

標高598.8mの山だ。雪が降ってちょうど600mと言うところか。2時間もあれば頂上。先に着いた人からテーブール作りに入ってる。手際いい事。テーブル作らない人はカメラ片手に「今度こっち。あっちょっと待って!  イエ~ィ」
楽しんでる 楽しんでる 百石山を!こんなに喜んでもらえて百石山の神様もさぞかしお喜びだろう。
乾杯が始まれば今度は人々が喜ぶ番だ。傍若無人な宴会にさぞかし神様は… いいんだこれが人と言うものだ。今回酒豪のHZUがいないだけでも酒の量は少ないほうだ。しかし、日本酒、ウイスキー、ワイン、焼酎、おとなの白酒(作ってはいけないよ)あんなに飲めるもんだな。

盛り上がってるとAXLが息子のKEIをおぶって登頂。しかし、あんな小さい子に参加させるのも考えものだが、最後はおぶって登頂すると言うのはさすがの一言だ。

食材も個々が持ち寄ったもの会で準備した物でいっぱいだ。はっきり言って山登りしてあれじゃ太ると思います。会で準備したのは豚キムチ鍋、コック長はmasanobu君。美味しかったです。

「1時30分 下山開始で~す」の掛け声。荷物をパッキングしてみんなで記念写真をパチリ。この辺は大体お約束行事。

下山開始からすぐ急斜面の下りだ。かんじきやスノーシューを履いたままでは滑って見てても危険。しかも会以外の雪に慣れない参加者はへっぴり腰。一旦転べば木にぶつかるまで止まらないだろう。かんじき、スノーシューをはずしてつぼ足で歩いてもらう。それでも下で滑り落ちてきた人を止めながら通過。

危険だったのはここだけ。後は適度な斜度があり尻セードには最適。さっきまで恐怖で顔が引きつってたのに関わらず、状況が変わり恐怖心が解けると、酔っ払った人々は奇声を上げ滑り落ちていくのでありました。

無事学校まで着き、点呼確認。全員無事生還!こうして今年の町民登山の幕は閉じたのでありました。と同時に閉会式は懇親会の始まりでもありました。

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